一瞬で相手を動かす「超高速コミュニケーション」とは


丁寧に伝えているつもりなのに、相手が正しく理解せず情報の伝達に食い違いがでてしまう、という経験よくありませんか?


実は、話上手や交渉上手といった一般的に言われるコミュニケーションスキルは必要ありません。

なぜなら、これからご紹介する超高速コミュニケーションは言語的なスキルがなくても相手の意図を読み取り的確にスピーディーに伝える技術だからです。

この記事では、超高速コミュニケーションとはなにか詳しく解説し、その技術身につける方法を紹介していきます。

MEMO
この記事を読み終えると、超高速コミュニケーションを身につけることにより「なりたい自分」になれる、「目標を達成」できるようになります。

超高速コミュニケーションとは

コミュニケーションとは「意図の伝達」

コミュニケーションとは

「コミュニケーション能力が高い人」と聞くと、よく喋る、社交的、トーク面白い、交渉力がある、などの特徴を連想することが多いと思います。

ここでいう「コミュニケーション」とは、「相手の意図を理解する」、「自分の意図を伝える」ことを言います。

つまり意図を伝達し合うことがコミュニケーションということです。

一つ例をあげると、

「会議資料の用意をしておいてほしい」と言われたとします。

この用意をしておいてほしいという意図には、
「大事な会議だから資料は綺麗に並べておいてほしい」や
「この会議で提案内容をなんとか承認を取りたい」、
「重要な会議ではないから資料の用意は部下にやらせておこう」
など様々な意図があります。

このような些細なやり取りの中にも意図は隠れています。

「今の言葉や行為の意図はなんだろうか?」と考えることが大切です。

相手の意図を読み取るには慣れが必要ですので、
まずは自分の発した言葉や行動を振り返って、自分がどのような意図でその言葉を発したのか、行動をしたのかを考えてみましょう。

自分の意図が明確になったらその意図を「誰に伝えるのか」、「どのように伝えるのか」を考えてみましょう。

この二つを考える時に注意する点が、

「相手と自分の関係性」です。

自分にはコミュニケーション能力がない、と悩んでいる人ほど関係性を考えずに話していることが多いです。

営業マンを例えにだすと、

アメ車を購入したいと考えている人に国産車の良さを延々と説明し営業トークをしたところで関係性が成立していないので、無駄です。

これは相手と自分の関係性を理解していないので、コミュニケーションがうまくいくはずがありません。

「誰に伝えるのか」を考える時に、相手の意図はなにかも考えます。そのうえで「どのように伝えるか」を考えていきます。

このように自分と相手の意図を正しく把握することで、無駄なコミュニケーションが省略され、超高速コミュニケーションの形へと一歩近づいていきます。

コミュニケーションにおいてゴールとは

ゴールとは

ゴールというと目標や目的を意味することが多いですが、コミュニケーションにおいては意図がゴールといえます。

繰り返しますが、自分と相手の意図を明確にすることがコミュニケーションで大切な基本です。

しかし、意図を明確にしただけでは関係性がうまくいくとは言えません。

高速なコミュニケーションを実現し、かつ関係性を良くするためには相手と自分の意図を結ぶ必要がでてきます。

ここで重要なのが「抽象化」という言葉です。

抽象化とは、情報を捉える視点を高くすることを言います。

例えば、「トイプードル」を抽象化させていくと「小型犬」→「犬」→「哺乳類」→「動物」→「生物」となります。

「ドーベルマン」はトイプードルとは全く別の犬種ですが、「犬」というカテゴリまで抽象化すれば共通の概念となります。

このように、相手と自分の意図を抽象化させることにより、お互いの関係性を一瞬で繋げることができます。

 

そして、抽象度をあげることにより、真の意図に近づいていき本当に必要な情報のやり取りがうまれ、相手にとっても自分にとっても有益なコミュニケーションが最速で行われるようになります。

先程の営業マンの例をあげると、

「アメ車の購入」を希望しているお客様の意図を抽象化させると、
「趣味仲間と一緒にカスタムを楽しみたい」、
「カッコいい外観の車で気分良くドライブがしたい」
という意図に引き上げるとこになります。

そして、営業マンは「国産車を売りたい」という意図を「幸せなカーライフを提供したい」に抽象化させることにより、営業マンとお客様の利害が一致し、有益な情報を与え合うコミュニケーションが生まれ、最高の関係性が築けるわけです。

 

営業マンの元々の「国産車を売りたい」という意図は営業マンの意図でもあり、営業マンが「やらなければならない」仕事でもあります。

 

この「売る」というゴールを直接相手が叶えなくても、最高の関係性が築いたことにより知人を紹介し、その営業マンから車を購入するようにしてくれたりというように、「ゴール」の達成に結びついてくるわけです。

 

大企業の成功している経営者の理念や考えを調べてみるとよくわかると思いますが、意図が抽象化されています。

 

GAFAの一つとして世界的大企業のAmazonの理念は「地球上で最もお客様を大切にしている企業であること」です。

 

わかりやすいほど抽象化されていますよね。

これだけ抽象化されているからこそ、顧客のあらゆるニーズに応えることができ、ここまで成長したのでしょう。

相手の意図を抽象化するコミュニケーションとは

コミュニケーションとは

相手の意図が読めないときは、どのようにしたらいいでしょうか?

それは、質問をすることにより意図を見つけることができます。

質問といっても「あなたの意図はなんですか?」のような質問ではなく、ポイントが2つあります。

1つは「自分では答えのわかっている質問をすること」、もう1つは「回答内容ではなく、相手の答え方」から意図を探ります。

わかっている質問なら、相手が質問に対して答えるであろう答えのパターンがいくつか頭に思い浮かぶはずです。

例えば、友人が大好きな彼女に振られてしまったとします。そこであなたは、「彼女に対しての思いはどうなの?」と聞いたとします。

「振られてしまったから仕方ない」、「もう一度アタックしてみる」、「別にもとからそんなに好きじゃない」などの答えのパターンが思いつきます。

答えが予想できてもあえて質問するのは、この時に相手がどのように答えるかを見るためです。

動揺するのか、下を向くのか、感情的になるのか、などの本人にとって無意識の範囲で隠しきれない動作が挙動があります。

そこから本人の意図が読み取れます。

警察24時で警官が職務質問する時に、どうでもいい質問しますよね?あれは、質問の答えを聞きたいのではなく、相手の反応を見て怪しいかどうかを見ているのです。

意図を探るという意味では同じ手法ですね。

さらに、もう1つ重要なポイントが「相手の抽象度を引き上げる質問」をすることです。

今度は逆に相手が知らない情報を抽象度の高い視点から質問してあげる、ということです。

例えば、上司から今まで受け取った名刺の束の整理を頼まれたとします。そこであなたは、「一括管理できる無料のアプリがあるのでそちらにも登録しておきましょうか?」、「属性別に束を分けておきましょうか?」、など相手の抽象的な意図をもとに質問を投げかけます。

そうするとあなたの上司も抽象化された質問への回答をしてきますので、自然と相手も抽象化されていくコミュニケーションが生まれます。

超高速コミュニケーションを身につける方法とは

”省言語化”

省言語化

とにかく無駄言葉を省略していきます。

「えー」とか「あのー」とかもそうですし、会話の中に自分の感想や意見を入れる人がいますが、これも不要です。事実のみ伝えます。

相手の意図と自分の意図がしっかりと把握できていれば、伝えるべき必要な情報を絞ることができるはずです。

そして、さらに言語数を最小に抑えることです。

メールなんかは特に無駄文字数が多いですよね。ビジネスマナー的に形式が決まっていたりしますが、そこまで丁寧に形式通りの文章である必要もありません。

さらに最近では、チャット形式でのコミュニケーションも多いですが、チャット上で文字数が多い場合なんか最悪です。

チャットこそ最小限の文字数でやり取りしなければ伝えたい情報はどんどん流されていってしまいます。

最小限語数で伝えるポイントは、伝えるべき要件やテーマは一つに絞ります。

一度に細々と質問したり確認したりすると結局なにが一番伝えたかったのか相手にとってわかりませんし、その要件の本質的な意図もわかりづらくなってしまいます。

単刀直入に、最小言語数で伝える、ということを心がけましょう。

圧倒的な知識を身につける

意図を抽象化させるのも、最小言語数で相手に伝えるのも知識あってのことです。

抽象化するということは知識の領域も広がりますので、狭い知識ではそもそもコミュニケーションを取れません。

日本のことをよく知っていても、抽象化してアジアの話をしようにもアジアの国のことを知らなければ、話になりませんよね。

圧倒的な知識があるからこそ、抽象化ができて必要な情報を導き出し、最小言語数で伝達ができるようになります。

知識の深め方はこちらの記事で解説しているので、よく読んで習慣化させるようにしましょう。

起承転結をぶっ壊す!

起承転結

よく、国語の授業なんかで起承転結で話をする、というように教わりますが、この順番をぶっ壊しましょう。

ここで大切なのは起承転結をぶっ壊すには、一つの話をそれぞれのセクションに分けることにあります。

ストーリーを起承転結のそれぞれのセクションに正しく割り振ることができていれば、この順番は自由な動かすことができます。

自由に動かすことによって相手にとって聞きやすく端的に伝えることができます。

桃太郎で例えると、

「起」おばあさんが川で洗濯をしていると大きな桃が流れてきた。その桃から男の子が誕生し、「桃太郎」と名付けた。

「承」桃太郎は人間に悪さをする鬼を退治するために鬼ヶ島へ向かう。向かう途中におばあさんからもらったきび団子で犬、猿、キジを味方につける。

「転」鬼ヶ島へ到着し、鬼とバトル。見事、鬼を倒す。

「結」桃太郎は倒した鬼から財宝を受け取り、村へ持ち帰り幸せに暮らした。

というストーリーですが、この順番を結承転起に入れ替えてみましょう。

「結」桃太郎という男は、鬼ヶ島からいっぱいの財宝を持って村へ帰ってきた。退治した鬼が差し出してきたものだ。

「承」数日前に、桃太郎は人間に悪さをする鬼を退治するために鬼ヶ島へ向かった。その道中で桃太郎は犬、猿、キジと出会い、味方につけた。

「転」鬼ヶ島に到着した桃太郎たちは、大勢の鬼を相手に見事勝利した。

「起」実は、この桃太郎という男。おばあさんが川で洗濯している時に流れてきた大きな桃から生まれてきたのだ。

このように、話す相手に合わせて話すストーリーの順番を入れ替えることで、相手の興味を引き出すことができます。

マンガでも、重要なキャラが敵に敗北している姿を先に出して読者を「え!?」と思わせてから、次の話で敗北した戦いシーンを出したりしますよね。

プレゼンや講演、You Tube、ブログ、なんかでも使える技ですよね。

是非参考にしてみてください。

まとめ

【超高速コミュニケーションとは】

  • 自分の意図を明確にする

  • 相手の意図を理解する

  • 意図を抽象化する

  • 相手と自分の意図を結ぶ

  • 伝達する言葉は最小限にする

  • 以上を実践するために圧倒的に知識を身につける

  • 起承転結の構成をカスタムすると相手の興味を引くことができる

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