「今後10年間の生存戦略」知識を深めることができる人が生き残る。

知識を深める

オックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授が「スキルの未来」という論文で10年後、最も需要の高いスキルを「戦略的学習力」と発表しました。


『ライフ・シフト』のリンダ・グラットン教授も学び続けることの重要性を本でも語っています。

迫りくるAI時代に備え、知識を深める「戦略的学習力」を身に付けましょう。


この記事では、単に学習をして知識を深めるのではなく今の現状の習慣を利用して効率よく知識を深める方法をご紹介します。

MEMO
この記事を読み終えると、今後10年間のスキルの需要を理解し、知識を深めるための習慣を身に付けることができます。
日々知識が深まっていくことを実感するでしょう。

知識を深める人だけが生き残る。

ポートフォリオキャリア時代の到来

ポートフォリオキャリア

2017年に経済産業省が「パラレル・キャリアジャパンを目指して」という提言を公表しました。

兼業・副業を通じた創業・新事業創出という内容のものとなっています。

副業なんかは割と浸透してきており、特に在宅での副業をやっている方なんかは非常に多いのではないでしょうか?

しかし、ここで言う「ポートフォリオキャリア」とは、兼業や副業をするという意味だけではなく、2つ以上のキャリアを併せ持つことを言います。

わかりやすい表現をしているのが、教育改革実践家の藤原和博氏です。

「100万に一人の人材になる方法」を説明している方です。

簡単にざっくり説明すると、一つの分野で100人に一人の人材になる。これを3つの分野で繰り返すことによって100×100×100=100万という計算です。

かなり雑に説明したので詳しくはこちらの本を読んでみてください。

このように複数のキャリアを持つことをポートフォリオキャリアと言います。

そして、ポートフォリオキャリアは知識を深めるだけでなく、異なる知見から生み出される高い発想力や適応力を養うことにも繋がります。

かといって、単に転職活動を繰り返せばいいというわけではありません。

まずは、今の仕事の分野でしっかりと知識を深め、その分野の100分の1の人材になること。

そして、2つ目の分野でも同じように学び、知識を深めることを忘れてはいけません。

その分野の業界に所属していたというだけでは真のポートフォリオキャリアは形成されませんので、学習することがやはり最も重要なスキルと言えます。

今後、社会はポートフォリオキャリアが前提の社会となっていきます。

今自分の立っている分野で自分はどれだけの知識を持っているか、そしてそれをどれだけ深めることができるか、まずはここからがスタートとなるでしょう。

そして、自分の未来のポートフォリオキャリアを描いてみましょう!

築くべき3つの「無形資産」

無形資産

人生100年時代と言われ、長寿化により100年生きる時代となりました。

「ライフ・シフト」の著者、リンダ・グラットン教授とアンドリュー・スコット氏は、ライフステージが「教育→仕事→老後」という人生が人生100年時代により変化してきていると語っています。

今までのように金銭的な有形資産だけでなく、人間関係や知識、スキル、健康などの無形資産もバランスよく形成していく必要があります。

この「無形資産」には生産性資産、活力資産、変身資産の3つがあります。

①生産性資産とは、

ひらたく言うとスキルや知識のことを言います。

語学力やプログラミングスキルのようなものももちろんそうですが、希少性があり模倣困難なものである必要があります。

例えば、「創造性」や「共感スキル」、「本質を捉える思考」、「イノベーションスキル」などがそうです。

これらは、座学だけで身につくような知識やスキルではありませんから、希少性が高く模倣困難と言えます。

このような知識やスキルを生産性資産といいます。

②活力資産とは、

身体的な健康や精神的な健康のことを言います。

人生の生きる年数が伸びたなら健康を維持することも必要ですし、特にストレスコントロールがなにより大切です。

職場と家庭の両立ももちろんそうですが、ポートフォリオキャリアのように複数のキャリアを形成するために多様な人間関係の中でのストレスや時間管理のためにも神経を使うようになってくるはずです。

そういった環境の中で、人に幸福感をもたらし、やる気を掻き立てるような活力ある人間でいることのスキルが、この活力資産と言います。

③変身資産とは、

人生長ければ様々な変化も訪れるでしょう。

家庭や家族の変化、人間関係の変化、仕事の変化など、それぞれの変化するステージで対処する能力のことを言います。

ここでの能力には3つ要素があり、1つが「自己理解」です。

変化を経験しながらも自分らしを保つには自分のことを良く理解している必要があります。

2つ目が、「人間関係」です。

変化が生まれるということは人間関係も多様化します。

今までのように定年まで勤め上げるならば人間関係に大きな変化はありませんが、今の時代は違います。

常に新しい人間関係が生まれる時代ですから、適切な人間関係を築くスキルが必要です。

そして3つ目が自分自信が変わり続けることです。

常に同じやり方は通用せず、変化の中で新しいやり方を生み出す必要があります。

このような3つの要素を変身資産と言います。

知識を深める過程でこの3つの資産に投資することを心がけていきましょう。

知識を深めるための3つの習慣

インプット編

インプット

知識を深めるためのファーストステップは、まず情報を取り込むことから始まります。

習慣化すべき、インプットの方法を紹介します。

「読書をする」

これは基本中の基本です。たくさん本を読むことで知識は広がりもしますし、深まりもします。自分に合った本を選び、週に5冊を目標にしましょう。

「メモ取る」

情報というのは空気のような存在で、至るところに情報は存在します。

目の前の情報を見逃さないためにもとにかくメモを取ることです。

「知っているつもり」の情報こそ知識を深めるための材料が多くあります。

「様々な人に会う」

多くの人に会い、コミュニケーションを取ることで生きた情報を得ることができます。

これが一番重要なインプットであることは間違い有りません。

「様々な場所に訪れる」

見る、聞くだけでなく、感じることも大切なインプットです。

難しく考えず、気になるところや行ってみたいところへは、躊躇せず訪れましょう。そこには大きな価値があるはずです。

「アートに触れる」

知識を深めるにはアート的思考や感性は必要不可欠です。

なぜなら、情報を取得するだけならコピペと同じです。

知識を深めるには情報に対して自分の考えを展開させていかならければ深まらないからです。

その感性を身につけるにはアートに触れることが最も良いインプットになります。

「小説を読む」

ライティングスキルや傾聴力を磨くなら良質な小説を読むことです。

専門書などと違って小説は文章での表現力が非常に豊かです。

人はロジック(理)だけではなく、エモーション(情)で共感し、動く動物だからこそ小説から得る表現力はとても重要なのです。

アウトプット編

知識を深めるためにはアウトプットも欠かせません。

とはいっても、勉強法のようなアウトプットではなく、得た知識を自分の考えも織り交ぜてアウトプットする必要があります。

そうすることでより一層知識が深まります。

アウトプットするために使えるものを紹介していきます。

「ブログを書く」

ブログは最高のノートです。

自分が得た知識を記事として文章にして、さらに自分の考え意見も織り交ぜるには最も適しています。

「人と話す」

勉強法ではよく「人に教える」ということを言いますが、知識を深めるためには教えるのではなく、人とそのことについて対話をする必要があります。

そうすることで自分の考えをアウトプットしつつも相手の考えをインプットする必要もでてきます。

人と対話することは、高速で知識を深めることに繋がります。

「引用リツイートする」

ツイートすることはあっても「引用リツイート」をする頻度は割と少ないのではないでしょうか?

ツイートするよりも引用リツイートのほうが頭を使います。

人と話すのと同じで、人の考えに自分の考えを上乗せするということになりますから、かなり思考展開力の訓練になります。

「日記を書く」

日記を書くことはアウトプットにもなりますし、自己理解にも向いています。

落ち着いて自分のことを考える時間はなかなか取れませんから5分でも日記を書く時間を確保して、自分のことを振り返る習慣を見に付けましょう。

「プレゼンをする」

仕事で行えるのなら最高です。

仕事でする機会がなければYou Tubeでもいいと思います。

PowerPointを作成し、顔を出さずモニターのみ録画してYou Tubeにアップします。

客観的に自分のアウトプットを自分で視聴できますし、アウトラインに沿って話すことは会話とはまた違ったアウトプット形式になるので、得られるもの多くあります。

「経験する」

例えば、プログラミングを学んだら実際にコードを書くなど、初心者であろうとドンドン行動することです。

経験をするアウトプットが一番速く知識を深めることができます。

質よりも量

質より量

新しく勉強をしたり行動しようとしたりするときに、形から入ったりある程度スキルが形になってから始めようとする人が多くいますが、知識を深めるのであれば質よりもとにかく量です。

形から入ろうとしたりするとかなり時間的なロスや本質から逸れたりします。

一日一日どれだけのインプットとアウトプットができたか、何日継続して積み重ねているか、を重視して知識を深めていきましょう。

まとめ

最後にまとめになりますが、これからの時代は働き方や人間関係など生き方そのものが大きく変化していく時代です。

何歳だろうと、どのライフステージだろうと、学び続けなくてはいけません。

学ぶことは机に座って教科書を開くことではなく、生きることそのものが学びです。

今回ご紹介したような、方法を習慣の中に取り入れ常に学び知識を深めることをデフォルトとしましょう。

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