【驚愕】ひきこもりの実態を業界8年の僕が語ります【体験談】

30代無職引きこもり

「ひきこもり」というと「自室でずっとインターネットやゲームをしている人」みたいなイメージがありませんか?
もちろんそうゆう人達もいますが、驚くほど多様なひきこもりが存在するのが事実です。
今回は、あまり世に知られることのないひきこもりの実態について語ろうと思います。
この記事を書いている僕は、ひきこもり支援を8年、これまでに約500名の相談者の支援に携わってきました。

ひきこもりの実態を業界8年の僕が語ります【体験談】

ひきこもりの実態を業界8年の僕が語ります【体験談】
単にひきこもりと言ってもかなり多様なひきこもりが存在します。
その理由には、ひきこもりの定義が広すぎる、というのも一つの原因かもしれません。
仕事や学校に行かず、家族以外の人と交流せず6ヶ月以上続けて自宅でひきこもっている状態。
がひきこもりの定義なので、
・高校を中退して10ヶ月が経過した人
・高校卒業後から仕事に就かず、ひきこもって15年が経過した人
これ両方とも同じひきこもりということになりますよね。

このような2つのケースをひきこもりという表現で一括にされているのが、ひきこもりの実態をわかりづらくしている要因です。

詳しくはこちらの記事でも解説しています▼

ひきこもりは最強か?

結論から言うと、NOです。
「ネオニート」のように仕事に就かずとも自宅で生活費もしくはそれ以上の収入を得ているようなひきこもりもいるのは事実です。
【ネオニートとは?】
仕事に就かずともインターネットビジネスやFX、株などで収入を得ているニートのこと。
しかし、自宅で多額の収入を得ているひきこもりやひきこもりから起業して成功した人、みたいなのは本当にごく一部です。
多くは、自堕落な生活リズムから思考停止状態になり年月が経過していくというパターンが多いです。
下記にあまり世間に知られることのないひきこもりの実態を事例として紹介します。

鬼のゴミ屋敷

・一人暮らしのひきこもりに多い
・床が見えない
・ゴミの山が腰の高さまで埋め尽くされている
・敷布団が身体の脂で床に張り付いる
・髪の毛が腰まで伸びている
・入浴は1年に一回
・カッパの皿のようなものが頭についている(油の塊?)
・なぜかペットボトルや牛乳パックなどは規則的に並べられている
あとは収集癖があると外からゴミを拾い集めてくる人もいます。

驚いたケースは、布団の間や衣類の間に生の食材が挟み込まれていたことがありました。

腐った食材を常に食べている状態でした。。

業者に依頼してゴミを処理してもまたゴミ屋敷になってしまうんですよね。。

あまりの腐敗したゴミの山で一戸建ての家を取り壊したケースもありました。

過激な家庭内暴力

・母親に対してがほとんど
・肋骨折や頬骨骨折が多い
・親が実家を出て避難生活をしている
・片親だとかなり厳しい(経済的にも精神的にも)
父親、仕事休んででも止めに来いよ、、と正直思ってしまったりしますが「我関せず」みたいな父親も多いです。

訪問した際に、食卓に母親の血痕が付いてたり壁に包丁が突き刺さっていたりしたこともあります。

自分のう○こを庭にしてその処理を母親に命じるというケースもありましたね。

貧困家庭ですとそれが難しいため暴力を継続的に受けていたりします。

しかし、親だから心理的に警察へ被害届を出すこともできず。。
本人は親へ恨みがあってやっているというよりは、依存していることが多いです。

無言

場面緘黙症と言ったりしますが、家族とも会話をしない人もいます。
人によってコミュニケーションを取れる範囲が違います。
・うなずくか首を横にふるのみ
・筆談ならできる
・LINEならできる
・小声で単語なら話せる
時間をかけて丁寧に接していくことで少しずつコミュニケーションが取れてきますが、別の人になると一から関係を構築していかないといけないです。

買い物依存症

富裕層の家庭に多い印象です。
・ブランド品や高級品を必要ないのに購入する
・借金や親のクレジットから無断で購入する
・買い物できないと精神が荒れる
・買うための手段を考える時の思考が天才的
中学生でインターネットで謎にトラックを購入した人もいましたし、親の金庫を開けてしまう人もいました。

欲しい物を買うためのプレゼン力がまじで半端ないです。

しかし、蓋を開けると平気で数百万とかの借金をしていたりするので恐ろしい。。
社交性があるタイプが多いのでひきこもったり、ちょっと仕事したり、を繰り返す人が多いですね。

ひきこもりへの支援が届かない実態

上述したような事例があまり知られることのない、本当に支援が必要なひきこもりの事例です。
しかし、こういったご家庭にこそ支援が行き届いていないのが現実問題なんです。
よくある理由は下記。
・本人が他者の介入を強く拒否
・家族、本人が情報弱者である
・経済的、精神的な余裕がなく思考停止している
・相談しに行くが解決手段がない
・家庭の状況を周りに知られたくない
こういった理由が多いです。

知られざるひきこもりの実態

知られざるひきこもりの実態
ここまでの話だと、「解決方法ないのか、、」みたいに絶望してしまうかも知れませんが、そんなこともないです。

深刻なケースだった人ほど得意分野に特化した能力を持っている人が多いです。

ひきこもりの得意分野

クリエティブ系に特化した人か、同じ作業をずっとできる系の人に分かれます。
今までの事例でいうと、

クリエイティブ系
・ゴミ屋敷→海外留学→画家
・超絶買い物依存→アパレル店員→ブランド立ち上げ
作業系
・場面緘黙→事務作業
・ゴミ屋敷→物流系作業員
社会的にどれがいいとか、将来的にとかは抜きにして本人にとって一番なにが合っているかを見極めてあげることが最も重要かと思います。

こういったひきこもりの実態を解決するには

こういったひきこもりの実態を解決するには

解決方法は主に2つ。

・生活環境を変える
・本人に合ったことをやらせてみる
ちなみに2つでセットです。
しかし、これを実行するにはご家族の方だけでは難しいと思うので具体的な方法を解説します。

アウトリーチを利用する

アウトリーチを実施しているところは、市町村によって差があります。

なので、都道府県庁の障害福祉か精神保健福祉センターなどに問い合わせてアウトリーチ支援を実施している機関はないか聞いていみると良いと思います。

そして、アウトリーチの目的は本人への動機づけです。

家に来てただ話を聞いてもらって、を繰り返していても目指すべきゴールがなければ解決はしません。
なので、次で解説するところへ導ければベストです。

グループホーム×IT系就労移行

まず、生活環境を変える方法として障害者グループホームの利用をおすすめします。

詳しい手続き方法は市町村役場の福祉課で確認してみてください。
グループホームでは、世話人と呼ばれる職員が生活の支援をしてくれます。

ホームによって支援の範囲は様々です。

何件か見学に行ってみると良いと思います。

次に、本人が活動する環境です。

IT系の就労移行もしくは就労継続支援の利用です。
なぜIT系かというと、
・大手の福祉事業所がIT系をやっているケースが多い
・IT系だと黙々と作業ができるので相性が良い
・その他の福祉系だと内職作業みたいなのが多く本人が嫌がる可能性がある

IT系もしくは農業系がおすすめです。
農業のような土いじりはメンタルに良い影響があります。

ここまでまとめると、

・アウトリーチで本人の動機づけを行う
・生活環境をグループホームへ移す
・得意分野の活かせるIT系や農業系の就労系福祉サービスを利用する
こんな感じです。

好きなことをさせてみる

とはいえ、福祉サービスを利用するには精神障害者である必要があるため、該当しない場合や本人がそれを嫌がる可能性もあります。

その場合は、本人に好きなことをとことんやらせてみると良いです。

ただし、サポート役は必要です。
でないとただ好きなことをして生活するだけの自由人になってしまい、生きるチカラが身につきません。

例えば、

・サイクリング大好き→GoPro取り付けてサイクリング風景をYouTubeに投稿する
・ゲーム大好き→ゲーム実況動画やゲーム攻略まとめサイトなど作る
・小説大好き→書評ブログや自作短編小説をnoteで販売する

ただ好きなことをさせるよりもそれが仕事となれば違った楽しみでてくるでしょうし、生活費まで稼げるようになれば本人にとって大きな自信になります。

そしてなにより、挑戦することで本人の意識になんらかの変化が起きます。

それを応援する、という形が理想的ですよね。

どうしたらいいかわからない方は直接ご相談して頂いても大丈夫です。

好きなことで稼ぐならブログはかなりおすすめです。

参考記事はこちら↓

そんなひきこもりの実態に活用できるものを紹介

そんなひきこもりの実態に活用できるものを紹介
ここでいくつか活用できそうなものを紹介します。

福祉事業所検索ページ

福祉事業所検索
こちらのページで全国の福祉サービス事業所が検索できます。
自分の地域にどういった事業所があるか調べてみると良いと思います。

適職診断

適職診断
こちらのサイトでは無料で自分の適正や相性のいい仕事などを診断してくれます。
質問に回答していく感じで5分程度で終わります。
200以上のタイプに分類されるので参考になります。

ストレングスファインダー

ストレングスファインダー
こちらは有料ですが、分析し、長所を出してくれた上で助言してくれます。
書籍も出ています。

成年後見制度

聞いたこともあるかも知れませんが具体的な中身まで理解している人は少ないかも知れません。
簡単に解説すると、本人の意思能力が低い状態のときに行われてしまった契約行為などを取り消すことができたりします。
家庭裁判所へ申立を行うことで手続きができます。
詳しくは市町村役場もしくはこちらのページで確認してみてください。

ひきこもりの実態まとめ

  • 深刻な状況にあるひきこもりも多くいる
  • そういったひきこもりに支援が行き届いていないケースが多い
  • 得意分野を活かせる環境作りが大切
必要があればなんでも相談してください。

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